雨の後はハーレーが泥などで汚れてしまうことが多いです。バイクは正しい方法で洗車をしないと思わぬ不具合につながる可能性がありますので注意してください。まず、ハーレーのシートですが、水をザブザブかけるような洗い方は避けましょう。シートの内部に水が入ってしまうと乾くまでに時間がかかってしまいます。雨に濡れたシートは乾いたタオルなどで拭き上げて、洗車の際には水がかからないようにビニール袋などでカバーしておくのがおすすめです。
メーターも大量の水で故障することもあるので、シートと同様に洗うのは避け、汚れは拭きとるようにします。

エアクリーナーがむき出しになっている場合には、洗車の際にはカバーをかけましょう。エアクリーナーは定期的なメンテナンスとして、個別に取り外して洗浄を行うのがベストです。ホイールは錆などを防ぐために専用のホイールクリーナーを使ってキレイにします。

タンクはボディー用のシャンプーで洗いますが、タイヤなどに使用したスポンジはボディーに使用しないようにしてください。砂や泥がスポンジに付いているとボディーに傷がつくことがあります。
エンジンは必ず冷めた状態でシャンプーを使用して洗うのがポイントです。

タイヤは汚れがつきやすいパーツなので、丁寧に洗いましょう。タイヤ用のスポンジでシャンプーを使って泥などを洗っていきます。ハーレーの洗車は、基本的に洗剤を使用して洗浄、水で洗い流してから水分を拭き取るという流れになります。水分を拭き取る際には、セーム皮やマイクロファイバータオルがおすすめです。家庭で使用する普通のタオルでは傷がついたり繊維が付着したりするので避けたほうが無難です。ゴシゴシと拭くのはNGですので、水分をセーム革に吸わせるように優しく押し当てながら拭きます。